<< 深遠なヴァイオレット | main | 友人とお買い物 >>

魅惑のマゼンタ

コラムを書いていると、どうしても色彩心理における主要6色(赤・オレンジ・黄・緑・青・紫)の話ばかりになってしまうので、今日はターシャリー・カラーのマゼンタについて書いてみよう。

「マゼンタ」は、「紫」よりもカリスマ性が高い。「マゼンタ」のほうが、精神性がより高く位置づけられているからだろう。

精神性が増すと、目に見えない部分が増えていくわけで、人は、見えないものが多いほうに神秘性を感じる。

「マゼンタ」は、博愛カラーである。慈悲の心に富んだ「マゼンタ」は、広く愛する、深く愛することを得意とする。

献身的で、自分を犠牲にしても、相手に尽くしたいと思ってしまうところは、良いところであり、泣きどころでもある。

信じる相手が間違っていなければ、永遠の愛に満ちた人生を送ることも可能であろうが、取り違えると、本当に犠牲で終わってしまう。

また、別の側面では、“カリスマ性”にも通じるところだが、山のトップから下を見渡すことのほうが自然に感じるから、人の上に立つ人物になりやすい。

これも、やり方を間違えなければ、惹きつけられた取り巻きたちを上手にあしらえるが、どこかで反感をかってしまうと、反逆因子に噛まれることもなくはない。

実りを収穫するのも上手い。これは、先に種まきと下地作りをしっかりしていたからだが、先行投資の才がある。その点は、勘が良いことが幸いする。

あ、一つ気が付いた。

「マゼンタ」も、「ヴァイオレット」同様、他人からは分かり難い部分がある。

「ヴァイオレット」の場合は、自分の頭の中を明らかにしないので分かり難いのだが、「マゼンタ」の場合は、山の裾野にいる人たちからは山のトップにいる「マゼンタ」が見えにくいので、“この人は分かり難い”と感じるのだな。

そして、「ヴァイオレット」の場合は、自分が他人からは分かり難いと思われていることに理解されない苦しさを感じるが、「マゼンタ」の場合は、分かる人だけ分かれば良いと、鷹揚に構えている。

こうして見ていくと、「マゼンタ」も面白い色だな。

実は、「マゼンタ」のことを下から見上げて、“分かり難い”と思っている一人が私なのだ。

「マゼンタ」のことももっと知って、私も鷹揚に構えていられるようになりたいものだ。

| 色の小話 | 22:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
Comment









Trackback
url: http://blog.shikisaikan.net/trackback/1301751

06
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
--
>>
<<
--
Profile
New entries
Archives
Categories
Recent comment
Recent trackback
カラーサロン“色彩感”
ホームページ
Mobile
qrcode
Links
Others
無料ブログ作成サービス JUGEM