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深遠なヴァイオレット

ヴァイオレットという色の歴史を見てみると、英語でこの色の名前が使用され始めたのは、1370年代からだそうだ。

日本語では「菫色(すみれいろ)」ということになるが、平安時代には存在していた名前の割りには、よく知られるようになったのは、近代になってからだそう。(参考:色の名前辞典/福田邦夫氏)

古来は、この紫色を作るのは、なかなかに大変なことで、西洋・東洋ともに天然染料で染め上げるのは、手間とお金がかかった。

そこで、この「紫」は、位の高い人しか身に着けることが出来なかった特別な色として存在した歴史がある。

そんな背景がある「紫」だ。この色を好む人も、“特別”なものを求める傾向がある。

「紫」の色を好む人の性格的気質は、定番品より一点もの、平凡より非凡、大多数より少数派(自分一人でもよい)を好む。

また、本人にその気がなくても、特別な人として見られやすく、カリスマ性を発揮する人もいる。プライドも高い。

それと、もう一つの特徴が、思考力の豊富さである。

頭の中で考えられていることは、壮大な夢だったり理想だったり。実現すれば素晴らしい地球になっていることだろう、というくらいのグローバルなプランだ。

しかし、「紫」の特徴は、頭の中だけに終始し、そのプランを実行するための、実際に動く人がいない。もちろん、紫自身は動かない。

だから、「紫」の考えていることは、なかなか表面化しないし、だいたい頭で考えていることなど、他人の目には見えないのだから、どうしても、“分かり難い人”となってしまう。

こんな「紫色」を嫌いと答える人は、考え事が面倒くさいと思っていたり、自分を深く見つめることに慣れていなかったり、スカッとしないと嫌とか、分かり難いものにイラつきを覚える人でもあろう。

上手に他人とコミュニケーションを取っていくことが課題の「紫」だが、親身になってくれる人でもあるので、「紫」は実は良い人なのだ。

| 色の小話 | 15:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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