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「黒」という“色”

今日は、「黒」の話をしよう。

色の意味を考えていくとき、それがどういう色なのか、科学的な見方、生理学的な見方、記録に残る歴史に色が登場した際の意味合い、社会的な見方、人間の営みに与えた影響、などなど、そこに存在する「その色に対する私たちの共通認識」がヒントになる。

誰もが「黒」を目にした時、同じように感じる部分もあれば、住んでいる所、生きた時代によっても、違う感覚で受け止めることもある。

科学的な見地では、「黒」という色の究極は、物体が光を全て吸収した状態のことである。

そこには反射光はなく、私たちはそこに“光”を見出すことは出来ない。

では、“光”がない、とはどういうことか。

“光”の多くは太陽光のことになるが、私たち動物や植物は、太陽の光エネルギーがないと、生きてはいけない。

そう考えると、「黒」は、生きていくことを前提としない色であって、人の営みとは矛盾する色である。

しかし、そこにあえて「黒」を示すならば、川の流れに逆行するような、その人の強固なレジスタンスが感じられる。

そういうところからも、「黒」は、頑固で、強力(「赤」の力強さとは違い、抵抗する力の強さ)で、意志を曲げない。また、抵抗は反抗でもあり、そこから、あまのじゃくであることも推察できる。

扱いは結構難しい「黒」の人なのだが、カウンセリング手法で行けば、自己一致しながら共感することで、相手が軟化してくることもある。

それと、「黒」を表出している人でも、「黒」はその人の仮の姿であることも多く、「黒」の下に“本当の気持ち”が隠れていることが多い。

それは、もともと「黒」が、“人の営みに矛盾する”色だから、それを有り得ないこととすると、表出している「黒」以外に、表からは見えない“本心の色”があるはずなのだと考えられる。

セラピストは、優しい気持ちでクライアントさんを迎えたいものだ。

たとえ、「黒」を身にまとう人であっても、この方が抱えるものをあなたが「解きほぐしてあげたい」という気持ちを持って、(つまり、愛情を持って)、関わることが特に大切なのだ。

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